メンフィス・グリズリーズ、渡邊選手が2Way契約をしたグリズリーズはどんなチーム?

Bリーグからのバスケファンでも
この嬉しいニュースは、きっと届いただろう。


尽誠学園を卒業して、日本の大学に進学せず
アメリカのジョージ・ワシントン大学へ進学。
ワシントン大学では、1年生からプレイタイムを得て
4年生には、主将そしてエースで活躍してきた
渡邊選手は、2018ドラフトにエントリーしたものの
最終戦で怪我をして、アピールする場が少なかったこともあり
ドラフトからの指名はなかったものの
サマーリーグには、複数チームからの召集があり
ネッツの一員として参加して、5試合に出場。
試合を重ねるごとに信頼を得て
最終の2試合ではスタメンに選出されたりと
目に見える結果も残したが
同ポジションの選手や他若手の有望選手等
ネッツでの契約獲得は難しい状況だった。

その後は、Gリーグで経験を積みつつ
NBAチームからのオファーを待つ状況になるかと
思われていたが、グリズリーズとの2Way契約!
2Way契約の内容については
NBAジャパンのサイトでも紹介してます。

気になるのは、グリズリーズのチーム状況。
グリズリーズは、2016-17シーズンまでは
プレイオフに進出する中堅の強豪チームである。
しかしながら、2017-18シーズンは
エースPGであるコンリーが負傷離脱すると
さらにはHCがシーズン中に解雇され成績は悪化。
一気に再建期に突入してしまったチームである。
しかしながら、コンリーに加えガソルと2本柱は健在。
一気に中堅チームに復帰する可能性も高いチームである。
ちなみに、下記が過去5シーズンのグリズリーズ実績。

2017–18 22勝60敗(.268) プレイオフ進出ならず
2016–17 43勝39敗(.524) プレイオフ1回戦敗退(2-4 スパーズ)
2015–16 42勝40敗(.512) プレイオフ1回戦敗退(0-4 スパーズ)
2014–15 55勝27敗(.671) プレイオフ1回戦勝利(4-2 ブレイザーズ)
カンファレンス準決勝敗退(2-4 ウォリアーズ)
2013-14 50勝32敗(.610) プレイオフ1回戦敗退(3-4 サンダー)

前述の通り、2017-18シーズンだけ
極端に成績が落ち込んでしまったことが分かる。
そして、そのグリズリーズが2018ドラフトで
4位指名したのが、ジャレン・ジャクソンJrである。
211cmと大きく、PF/Cを主なポジションとしているので
渡邊選手とポジションを争う事はないが
ディフェンシブセンターとして注目されており
その辺りにも、グリズリーズがディフェンスに優れている
渡邊選手と2Way契約をした背景もうかがえるだろう。
ちなみに父親は、NBA経験のあるジャレン・ジャクソン。
ただし、父親のポジションはGだったため面白いものだ。

渡邊選手は、ディフェンス面ではPG〜PFまでマッチアップ可能
オフェンス面でも、高いハンドリング技術にアウトサイドショット
ドライブも可能とSG/SF起用となる可能性が高い。
現在、課題とされているフィジカル面が向上すれば
PFとしての起用も可能となってくるだろう。
グリズリーズで渡邊選手と競う選手を見てみよう。

チャンドラー・パーソンズ
パーソンズと言えば、スポーツ選手とは思えない
ルックス面でも人気なことが有名だ。
元々、ロケッツで活躍している印象が強いが
いつの間にやらマブス、グリズリーズと移籍し
グリズリーズとは巨額契約を結んだものの
現在は、難しい時期を過ごしている。
しかしながら、これは渡邊選手にとってはチャンスだろう。
本来、アウトサイドシュートを得意とした得点力と
リバウンド/アシストと貢献するパーソンズは
渡邊選手と重なる部分が大きいが
怪我からは、本来のパフォーマンスを発揮できず
ハッキリ言って金食い虫状態だ。
渡邊選手のようにルーキー選手で代役が見つかれば
パーソンズを手放すことも検討するだろう。

カイル・アンダーソン
本格的なポジション争いをする選手は
恐らくアンダーソンだろう。
ディフェンシブで若いが、スパーズでの実績もあり
契約金額も高く、チームからの期待値をうかがわせる。
しかしながら、アンダーソンはオフェンス面での貢献度は
スパーズで見ている限り、あまり高くない。
実際、渡邊選手がNBAレベルでのオフェンス力が
どの程度通用するのかは未知数だが
アンダーソンを相手にも引けは取らないはずだ。

オムリ・カスピ
そして、昨季のプレイオフ直前にウォリアーズを解雇され
今オフにグリズリーズと契約したカスピもまた
アウトサイドを得意としており
渡邊選手とポジション争いをする可能性が高い。
正直、僕はカスピは好きな選手の一人だ。
昨季の大半をウォリアーズで過ごしたものの
SF/PFの層が厚いウォリアーズで
カスピのプレイタイムは多くなかったが
出場すると結果を出すのがカスピだった。
カスピには、これからNBAのスタートを切ろうとしている
渡邊選手のメンターとしても期待したいところだ。

ギャレット・テンプル
ギャレットについては、正直ほとんど知らない。
昨季は、キングスでキャリアハイの成績を出したものの
今オフにトレードでグリズリーズに加入。
高いアウトサイドシュートが武器のギャレット。
ドラフト外から、様々なチームを渡り歩き
昨季、キングスで結果を残したギャレットは
渡邊には、良いメンターとなるかもしれない。

2Way契約は、NBA選手としての出場が保証される訳ではなく
渡邊選手は、普段の練習からアピールしつつ
主戦場となるであろうGリーグでの結果も残して
召集がかかったら、NBAでの試合に臨む。
非常にタフな一年となる事は明らかだ。

早速ではあるが、Nikeが渡邊選手と7年契約。

まぁ、これはNike側の先行投資だろう。
Nikeにとって日本市場は無視できないため
渡邊選手がNBA選手として活躍した場合
着用モデルの売り上げが見込めるためだろう。
そして、渡邊選手の活躍次第ではあるが
シグネチャーモデルを販売した場合は
きっと僕も買う。
足の形が合わなくても、多分買う。
そういうバスケファンがいることもNikeは承知済み。

何はともあれ、とにかく楽しみだ。
まだNBA選手としてのデビューが確定した訳でもないが
それでも、大きな前進である事には違いない。
最後に、古い動画だが2016-2017シーズンの
グリズリーズのトップ20プレイ動画を紹介。
#11 コンリー、#33 ガソルが中心選手だ。
渡邊選手は、こんな世界に飛び込んでいくのか。

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