琉球ゴールデンキングス、最後の契約選手(?)となったドゥワン・サマーズってどんな選手?

既に随分前の話題ではあるが…
7/18に琉球キングスが、2人目の外国籍選手となる
ドゥワン・サマーズ選手との契約合意を発表した。

2018-19シーズン、Bリーグではルール変更があり
帰化選手は、登録枠は1枠という制限があるものの
プレイに関しては、日本人選手と同等の扱い。
そして、外国籍選手に関しては
登録枠は3枠あるものの
ベンチ登録は2枠という制限がある。
帰化選手のアイラ選手が在籍している
琉球キングスは、スコット選手にサマーズ選手と
2選手との契約合意を発表しており
あと1枠の外国籍選手登録枠があるものの
日本人選手でも、リーグ有数の選手を抱えているため
3人目の外国籍選手契約はしない可能性が高い。

シーズン中、復帰に時間がかかるような
故障に見舞われた場合には
その残り1枠は使いやすくなるだろう。
これまでのルールでは、インジュアリーリストへ
登録しなければならないといった制約があった。

さて、それでは2018-19シーズンに
琉球キングスでプレイすることになった
サマーズ選手に注目したい。
公式HPで、球団はこのようなコメントをしている。

<球団コメント>

サマーズ選手は、一言では特徴を表現しにくい選手です。

オフェンス・ディフェンス共に、インサイド・アウトサイドをこなし、ハーフコートでもオールコートでも能力を発揮します。ゴール下でのフィニッシュから、ミドルレンジはもちろん、スリーポイントまでを網羅する幅広いシュートエリアも備えます。また、速攻の先頭を走る一方、リバウンドをとって自らドリブルでプッシュもします。

ディフェンスでは、インサイドで体を張る一方、オフ・ザ・ボールでは常にスティールを狙いつつ、また時にはブロックするなど、チームディフェンスの意識にも高いものを持っています。

有名校、ジョージタウン大卒業後、NBAのデトロイト・ピストンズからドラフト指名(二巡目全体35位)で指名され、その能力は折り紙付きですが、これまでイタリア、スペイン、ウクライナ、トルコといったヨーロッパでもプレーした経験豊富なベテラン選手です。

今季のB.LEAGUEは、オン・ザ・コート・ルールが変更になり、外国籍選手や帰化選手の起用に多様性が求められます。サマーズ選手は、選手起用に柔軟性と意外性をもたらせてくれる存在として期待されます。もちろん、これらは全てチームとしてのキングスの勝利の為です。

サマーズ選手と琉球ゴールデンキングスへの応援を、よろしくお願い致します

サマーズ選手のプロフィールを見て思い出したのは
レイショーン・テリー選手だった。


改めて比較しても共通点が多い。
サイズ、NBAでのドラフト指名・プレイ経験、海外でのプレイ経歴。
ディフェンス面でも期待ができて
インサイド、アウトサイドでもプレイができる万能性。
タフショットを決めた後のパフォーマンス。
どこからどう見てもテリー選手に似ている。

2016-17シーズン、Bリーグ初年度の琉球キングスは
リーグ開幕直前にモー・チャーロ選手と契約したものの
チャーロ選手の調整不足は明らかだった。
そして、早々にチャーロ選手に見切りをつけ
シーズン途中に補強したのがテリー選手だった。
これが見事に成功。
旧NBL所属チームとの差が大きく
CS進出は不可能に思えていたものの
そこからCS進出を実現できたのは
テリー選手の功績が大きかった。
個人的には、次年度以降も在籍して欲しい選手だった。

しかしながら、テリー選手にも懸念はあった。
年齢である。
試合会場設営の関係で連戦が前提のBリーグでは
Game1終了からGame2までの疲労回復も大きなポイントである。
1984年生まれのテリー選手はベテラン中のベテランで
連戦でパフォーマンスが落ちることも見受けられたため
球団としては、長期的な視点では見れなかったのだろう。

そして、現在も1982年生まれのアイラ選手が在籍している。
ベテラン選手の枠は、既に埋まっていて
しかし、その一方でスコット選手は若い。
求められるのは30歳前後の中堅選手だった。
そこで、現在30歳のサマーズ選手は
年齢的にもフィットする選手だったのだろう。

ファンからの人気も高く
ディフェンス力のあったヒルトン選手と
契約を継続しなかったのは、年齢部分の懸念もあっただろう。
他にオフェンス面やファウルトラブルといった
懸念事項もあったとは思うが…

琉球キングスファンなら周知のことと思うが
ハッサン選手は、NBA セルティックスの一員として
出場したサマーリーグで注目を浴びた。
残念ながら、NBAチームとの契約は叶わなかったが
ドイツリーグのチームと契約に至ったらしい。
いつか、Bリーグが成長して
ハッサン選手が、また日本でプレイしたいと
そう思わせるようなリーグになることを願いたい。

とにかく今回のサマーズ選手の補強は
ベテランのアイラ選手、若手のスコット選手との
繋ぎ目としての役割も担えるし
そして、2017-18シーズンの課題であった
ペイントエリア内のスコアリング。
さらには、ディフェンス面でも
対戦チームの外国籍選手がオールラウンドタイプだと
ミスマッチを突かれることがあった琉球キングスには
これ以上ない補強と言えるだろう。

今オフの補強は素晴らしいものだったと思う。
もちろん、退団した選手に不満があった訳ではないが
2017-18シーズンの課題を分析した補強になった。
琉球キングスが、他選手から移籍したいと思える
そういうチームになってきたということは
自信を持って良いのかもしれない。
そして、選手だけでなくフロント陣も成長している
そう思えるオフの補強だった。

2018-19シーズンの琉球キングスが本当に楽しみだ。
選手、監督、フロント陣はプレッシャーも感じるだろうが
きっと、それを楽しみながら躍動する姿を見せてくれるはずだ!

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