琉球ゴールデンキングス、ロスター確定で最後の契約選手はエアーズ選手!

懸念されていた琉球キングスとサマーズ選手の契約は
やはり予想していた通り、正式契約に至らず。
そして、琉球キングスが9/4に契約合意を発表したのは
元NBA選手でBリーグ初年度にA東京でプレイ経験のある
5番ポジションのジェフ・エアーズ選手だ。

まず、考えなければならないのはサマーズ選手との契約破断だ。
どうして、そのような経緯に至ってしまったのか。
球団側は、これに関してほとんどコメントがないのだが
サマーズ選手は、自身のTwitterで
「球団は5番ポジションの選手を欲している」
と述べていたことから
サマーズ選手自身は、3/4番ポジションが本職のため
インサイドでのプレイを求められたことや
3人目の外国籍選手としてインサイドプレイヤーを
球団がリクルートしていることを
不満に思ってのコメントだったと予想。

事実、生粋の5番ポジションのエアーズ選手が加入したのだから
サマーズ選手のコメントは正しかったのだろう。
そして、他チームでは帰化選手が所属しているチームでも
外国籍3選手との契約合意を発表するチームもあり
3人目の外国籍選手を獲得するのかしないのか
獲得した場合は、ローテーションとして起用するのか
序列をつけて1/2番手の選手のコンディションに合わせて起用か
変更されたレギュレーションでは
そういった点も考慮しなければならないのだが
それに関しては、バスケットカウントのインタビューで
佐々HCが、3人目の外国籍選手は獲得しないと明かした。

3人目の外国籍選手を獲得しない事で
もちろんチームの結束力も高まるだろうし
ゲームプランもシーズン通して安定させられる。
しかしながら、平日ゲームも今季から増えた事で
コンディション調整という点では
3人目の外国籍選手を保有するチームに対しては
ディスアドバンテージとなってしまうだろう。

それの影響を最も受けることが予想されるのは
CSのセミファイナルまでの連戦だ。
相手チームに帰化選手+3人目の外国籍選手がいると
精神面でも体力面でもタフな戦いとなる
CSで1試合に全力を尽くす外国籍選手がいるチームは
有利な戦いを進めることが出来るかもしれない。
ただし、CSに関してもレギュレーションが変更されており
もし、1勝1敗で並んだ場合のGame3は
Game2終了後ではなく、日程を調整して別日開催となった。
そのため、CSではGame1の勝利がより重要となった。

ただし、昨季のCSを迎えるにあたって
佐々HCは、40minのゲームプランではなく
80minの戦いとしてプランを考える
という発言もあったので
連戦に対しての対策も考えているかもしれない。

そして、最後の契約選手となったエアーズ選手だが
アーリーカップには登録が間に合わず不出場。
しかしながら、ベンチ裏でチームを鼓舞している姿に
早くも多くの琉球キングスファンはウェルカムモードだ。
チームメイトを鼓舞するだけでなく
試合中は、チームメイトの戦いを真剣な眼差しで見つめ
早くも自身が一緒に戦った時のことを想定して
シュミレーションを行なっているようにも感じられた。

エアーズ選手の経歴に関しては言わずもがなだが
NBAでの経験が豊富で、スパーズ時代には優勝を経験。
その後、ロシアリーグ/Bリーグ/トルコリーグを経て
今季の琉球キングスに加入することになった。
bj時代も通じて、琉球キングスはトルコリーグから
選手を獲得することが多いように感じる。
サマーズ選手も直近の所属はトルコリーグだった。
ひとまず、エアーズ選手のプレイ動画をご紹介。
直近のトルコリーグとスパーズ時代のハイライトだ。

ちなみにスパーズ時代のハイライト(1:35辺り)で
元琉球キングスのヒルトン選手(当時はウォリアーズ所属)から
ダンクでバスケットカウントを獲得している。

スパーズ時代は、ダンカン/ジノビリ/パーカーの
Big3と共にプレイしていて
同じポジションでは、さらにガソル(兄)もいる。
これらの超一流選手とのプレイ経験を
琉球キングスに伝えてくれれば
他選手のレベルアップに確実に繋がるだろう。
もちろん、そういったことも見越しての
エアーズ選手の獲得と予想している。

そして、EARLY CUP 2018 KANSAIで優勝した
琉球キングスだが、チームのプランを見ていると
エアーズ選手の獲得は納得させられるものだった。
それくらいインサイドの選手がキーとなる。

PGは、並里/橋本/岸本/石崎と充実していて
SG/SFも、田代/須田/古川がいる。
そのため、トップ〜ウイング〜コーナーと
アウトサイドで相手ディフェンスを
引きつけてインサイドのスペースを広げることが可能。
さらには、並里/岸本/田代とドライブで
インサイドへ切り込むのが得意な選手もいる。

このような布陣の場合、インサイドの中継が肝心だ。

事実、EARLY CUP 2018 KANSAIでは
スコット選手が、ポストでパスを受けて
ディフェンスを引きつけてから
パスアウトで3Pを決めるプレイが多く見られた。
逆にアウトサイドでディフェンスを引きつけて
動きの中で、スコット選手へアシストする流れも多かった。
結果、安定感のある試合コントロールが可能になった。

今後、課題と予想されるのが
やはりインサイド陣のファウルトラブルへの対応。
インサイドに2選手配置した場合のスペーシング。

そうした時に、エアーズ選手がフィットする。
もちろん、ファウルトラブルはインサイドの選手が
複数いることでリスクをコントロールすることが可能だ。
そして、スコット選手にも言えることだが
エアーズ選手もリング周辺だけでなく
ミドル〜3Pまでシュートレンジが広い。
これは、昨季の琉球キングスにはなかった大きな武器になる。

P&Rからの展開が、オフェンスではベースとなるが
両選手にミドルレンジからのシュートが加わることで
P&P(ポップ)が可能となり
相手ディフェンスの判断を鈍らせることが出来る。
また、ハイライト動画からも分かるように
エアーズ選手は、P&Rからの展開に長けていて
インサイドへ侵入するタイミングも図って
様々なパターンで得点を演出する。

また、年齢が31歳とベテラン選手と
呼ばれ始める時期だが
トルコリーグのハイライトを見る限りは
身体能力面で衰えを見せているようではなく
迫力のあるダンクやブロックだったりと
ディフェンスでもゴール下の番人と活躍が期待できる。

琉球キングスが誇る豪華なPG陣と
エアーズ選手との組み合わせは楽しみで仕方ない。
今季は、シーズン序盤に強豪チームとの対戦があり
現時点で、昨季に比べると完成度は高いので
そういった強豪チームとの対戦が
序盤に設定されていることで
チームケミストリー構築に良い結果へ結びつきそうだ。

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