琉球ゴールデンキングス、クラブ会員限定公開練習試合 9/27(木)の栃木戦を現地観戦。

2018年9月30日



ドン!ということで現地観戦した。
初めて見る栃木、初めて見る田臥選手。
そして、初めて見る新生琉球キングス!
中々、個人的には熱い練習試合だったが
コンディション不良で、栃木は竹内選手
琉球キングスは並里選手にアイラ選手と
両チームとも主力を欠いての練習試合で
結果は、残念ながら琉球キングスが敗れたが
会場に詰め掛けたファンは3,000名弱と
公式戦さながらの動員で盛り上がった試合だった!


【先発】
琉球:#1, #12, #24, #40, #51
栃木:#0, #4, #9, #22, #24

【1Q 12-22】
【2Q 29-32(17-10)】
【3Q 45-57(16-25)】
【4Q 64-70(19-13)】

1Q、琉球キングスは欠場の並里選手に変えて
橋本選手を先発起用、更にSGとして田代選手。
今季のプレシーズンでは、ほとんどの試合で
ツーガード布陣だったため
練習試合ならではの試験的な布陣と予想。
序盤から、栃木はガードとインサイド陣の
2メンゲームでオフェンスを展開。
栃木は、他メンバーとのスペース共有もうまく
これに琉球キングスは対応出来ず、止められない。
一方の琉球キングスのオフェンスは
栃木のタイトなディフェンスにズレを作ることが出来ず
ショットクロックが迫り、タフショットを打たされる。
これがことごとく外れるも
終了間際に古川選手が3Pを決めて食らいつく。
試合中の修正力がポイントだった。

2Qに入ると、1Qでやられ放題だった
栃木の2メンゲームに対して
橋本選手が動きを読んでスティール。
試合中の修正という点では早めに対応出来た。
スティールからの速攻でリズムを取り戻した
琉球キングスは、トランジッションからの得点と
栃木は修正したディフェンスへの対応が遅れ
ジリジリと点差が縮まり
残り5:35、橋本選手のバスケットカウントで逆転!
更にMr.キングスの金城選手がインサイドの
スコット選手へ鮮やかなアシストを決める。

これに会場は大いに盛り上がったものの
栃木は、ロシター選手やギブス選手がミドルを沈める。
その一方、琉球キングスはターンオーバーが重なり
栃木に逆転を許して、6点差まで離される。
ここで岸本選手の3Pが決まって3点差。
終了間際、岸本選手からスコット選手へのアシストで
1点差にしたかと思われたが
24秒バイオレーションでノーカウント。
3点差で前半を終了。

3Qに入ると、栃木は3Pが決まりだす。
渡邉選手と栗原選手が、それぞれ連続3P。
それに対して、琉球キングスは古川選手に
フリーで3Pを打たせる場面は作るものの
これを決めることが出来ない。
さらには、ロシター選手のキックボールを
レフェリーが見逃した上に
金城選手の判断ミスでアンスポを取られる。
これに対して、佐々HCはレフェリーに猛抗議するも
判定は覆ることはなく、点差を離される。
2Q後半から栃木はゾーンディフェンスを採用して
3/4Qでも、ゾーンディフェンスを続行。
琉球キングスは、この対応に遅れる。

4Q開始早々、栃木の連続ファウルを尻目に
琉球キングスは、岸本選手が連続3Pを決め
更に寒竹選手へのアシストで一気に6点差に迫る
その後も、エアーズ選手や金城選手の3Pで
強豪の栃木に奮闘を見せる琉球キングスだったが
栃木のディフェンスを崩すことが出来ず
橋本選手も5ファウルで退場。
3Qの点差が重くのしかかって敗れた。

今季の琉球キングスは、並里選手の突破力を
オフェンスの起点にしているため
並里選手不在の影響は大きかった。
そして、アーリーカップで脳震盪を起こしてから
田代選手の調子が上がっていない点も気になる。
それでも、田代選手は4Qの重要な場面で
しっかりとリバウンドに飛んで
ロシター選手からファウルを獲得していたので
シーズンが開幕してから調子を取り戻すのは
時間の問題と思われる。

それよりも気になったのがスコット選手の
インサイドへの無謀なアタックだった。
他選手とのスペース共有等で
まだ連携が出来ていないのかもしれないし
ショットクロックが少なくなり
ボールを託される場面も多く、致し方ないのだが
スピンムーブした先でダブルチームされ
タフショットでシュートミスを犯す
このパターンがTerrific12でもよく見られ
この試合でも多かったため
アタックモードからパスを捌くスキルを
身につけないと上位チームとの対戦時には
厳しい状況となってしまいそうだ。

またディフェンス面も課題が多かった。
ロシター選手のようにスクリーンが上手い選手が
相手チームにいる場合、スイッチするのか
スライドするのかファイトオーバーするのか
ショーを仕掛けるのかタイミングが遅れ
そのズレを突かれる場面も多かった。
スイッチでミスマッチを作ってから
栃木に仕掛けられる場面もあり
橋本選手がファウルトラブルに陥った
一つの原因でもあった。

今回、新生キングスの生観戦と同じくらいに
楽しみにしていたのが栃木の初観戦。
一番、印象に残っているのがロシター選手だった。
栃木の攻守の要であることは
以前から把握していたものの
生観戦で強く思い知らされたのが
ロシター選手の予測能力の高さだ。
オフェンス/ディフェンスの両面において
その能力を活用して相手チームのプランを
崩しにかかっているのが見て取れた。

栃木のオフェンスもP&Rで始まることが多いが
スクリーナーとしてロシター選手が入ると
ほぼ間違いなくスクリーンが機能した。
よくスクリーナーで入った場合に犯しがちな
ムービングでファウルを取られることも無かった。
それは、スクリーンを仕掛ける相手の動きを予測し
ロシター選手の方が琉球キングスの選手よりも
先に動いて動きを封じるためファウルとならないからだ。

さらにスコット選手にマッチアップして
スコット選手のインサイドアタックを
ことごとく封じたのもロシター選手だった。
スコット選手の動きを先読みして
タフショットを打たせてシュートミスを誘発。
そこからリバウンドを奪って速攻へつなげる。
栃木でのロシター選手の存在がいかに大きいのか
それを思い知らされる生観戦だった。
他にもフラッピングだったり
タイマーが止まっている時に
琉球キングスの選手を苛立たせる振る舞いや
割とダーティーな一面もあったのは意外だったが…

とはいえ、バスケットは 5on5 のスポーツなので
いくらロシター選手が強力であろうと
それでお手上げでないのも魅力の一つだ。
並里選手がコートに出ると
スコット選手へのアシストの数も増えるため
今回とは異なる試合内容となるだろう。
また、栃木も竹内選手や新加入のロバーツ選手と
試合への影響が大きいであろう選手も不出場だったため
レギュラーシーズンでの対戦も楽しみだが
今季は、残念ながら琉球キングスのホーム開催は無く
アウェイでの対戦となっている。

最後に一つ、残念な情報。
今回のクラグ会員限定公開練習試合は
無料で試合観戦が可能で完全自由席のため
良い席を確保するために
開場の18時前から行列が予想されて
球団は、17時からの開場待ちをお願いしていたが
一部のファンは、12時前から並んでいたようだ。
その熱意は素晴らしいとも言えるが、ルール違反だ。

結局、そのような事態が発生すると
球団側としては、人員の配置を増やす
又は自由席ではなく指定席とする
といった対応をせざるを得なくなってしまう。
そうなると球団側のコストが増加する。
無料での公開練習試合を有料化する
公開練習試合を抽選招待とする
最悪の場合は、練習試合は全て非公開
といった対応も取るかもしれない。
多くのファンの楽しみが、一部の行動が原因で
奪われてしまうのは回避したいものだ。

琉球ゴールデンキングスの次戦は
10/6(土) 14:05 @秋田戦

今季、琉球キングスのテーマは「勝気」
橋本選手へのインタビュー動画を球団が公式チャンネルで公開。

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