琉球ゴールデンキングス、第3節 10/17(水)の京都戦をバスケットLIVEで見たった。

第3節、琉球キングスはアウェイで京都と対戦!
勝負は対照的な両チームの意気込みが勝負を分けた。
試合開始から、ほとんどの時間を琉球キングスがリード。
一時は2桁リードまで広げる展開だったにも関わらず
京都は、その度に粘りを見せて僅差の勝負を続ける。
結果として、最後は勝利へ貪欲だった京都が勝利。
琉球キングスの連勝は 4 でストップした。


@向日市民体育館 1,387人
レフェリー:堀内 純/加藤 昌樹/北島 寛臣

【先発】
京都:#3, #7, #12, #32, #50
琉球:#3, #12, #14, #40, #51

【1Q 18-23】
序盤、先手を取ったのは琉球キングスだった。
エアーズ選手のダンクで先制すると
ミドルジャンパーを中心に2-8とリードするが
ここから京都は、新加入のサイモン選手を中心に
得点を重ねて、残り5:24には8-8と振り出しに戻す。
しかし、ここで京都はマブンガ選手が2つ目の
パーソナルファウルを犯してベンチへ。
この隙に、リードを広げたい琉球キングスだが
京都のゾーンディフェンスに攻めあぐねて
得点が伸びず、反対に一時逆転を許すも
終盤の連続得点で、5点リードして終了。

【2Q 22-25 (40-48)】
2Qに入って、コートに戻った京都のマブンガ選手が
いきなり3Pを決めて、点差を詰める。
この後、琉球キングスはリードこそ保つものの
マブンガ選手を起点とした京都のオフェンスに
ディフェンスが揺さぶられて抑えきれない。
結果、リードを保ちつつシーソーゲームの展開。
京都は、晴山選手が2Q好調で10得点を記録。
琉球キングスは、失点に直結するターンオーバーや
ミスが目立って、ピリッとしない。
それでも、終盤にエアーズ選手が連続得点を記録。
8点リードで、前半を終了した。

【3Q 28-22 (68-70)】
3Q、スコット選手がバスケットカウントを決め
10点差としてものの、ここから点差が広がらない。
逆に残り6:06には、2点差に詰められる苦しい展開。
しかし、ここから琉球キングスは
エアーズ選手、古川選手、須田選手が得点して
残り4:02には、再び7点リードも戻したが
インサイドを中心に攻める京都を止められない。
残り1:16には、66-66と同点に追いつかれる。
そこから並里選手の連続得点で4点リードするも
伊藤選手にフリースローを与えて2点差で4Qへ。

【4Q 26-19 (94-89)】
4Qに入ると、4点差以内の接戦が続く。
京都のサイモン選手とマブンガ選手は4Qのみで
それぞれ10pts/8ptsと得点を記録している。
両選手が得点源であることは
事前に分かり切っているにも関わらず
それを止めることが出来ない琉球キングスは
残り0:52で京都のサイモン選手に得点を許し
2点リードされると、その後のオフェンスで
痛恨の24秒バイオレーションでターンオーバー。
その後、ファウルゲームを仕掛けるものの
橋本選手がアンスポを取られたりと
フリースローをしっかりと決めた京都が勝利。

【全体 94-89】
3Qまでのほとんどの時間帯で琉球キングスが
リードして、一時は10点差まで広げたにも関わらず
敗北してしまったことは
「勝つべき試合を落としてしまった。」
佐々HCの試合後のコメントが表している。

しかしながら、その兆候は試合開始から感じられた。
京都は、今季は試練のシーズンである。
2選手の不祥事により、クラブチームのイメージダウン。
そして、戦力ダウンから厳しいシーズンである。
実際、昨季の京都の観客動員数は平均2,000人だったのが
今季は、未だ3試合のみだが平均1,500名に届いていない。
これは、B1のライセンス資格を満たすことが出来ない。
京都は、勝ち星を重ねて
チャンピオンシップ出場争いをして
ファンにもう一度、会場に足を運んでもらう
そのきっかけを作らなければならない。

恐らく、それを全選手が認識しているのだろう。
ロスターが厳しい京都に対しては
シーズン60試合の内の1試合で
普段通りの試合を展開すれば勝てる。
琉球キングスの選手の心のどこかに
そんな意識があったかもしれない。

しかし、それを裏切ったのは京都の選手だ。
京都の選手は、持てる力を全て発揮して
目の前の勝利を貪欲に取りにきた。
さらに、新加入のサイモン選手が驚くほど
マブンガ選手とのコンビネーションを構築して
得点を荒稼ぎしているのも予想外だった。
シュート力もあり、速攻参加もできて
インサイドで驚異的なフィニッシュ力がある
サイモン選手はパワーこそ落ちるかもしれないが
昨季のスミス選手に走力を加えたような選手だ。
そのため、昨季に構築した京都のシステムに
すんなりとフィットしていたのではないかと予想。

そして、京都は一つのポゼッションに拘って
一つ一つのプレイを徹底していたが
時折、安易なパスを通そうとして
ターンオーバーから失点を重ねる
琉球キングスは明らかに劣っていた。
結果、琉球キングスのターンオーバーが16
京都のそれは9と大きな開きが出た。

特に開幕から先発を務める岸本選手は
今季はほとんどの時間を並里選手と橋本選手にPGを任せ
SGとして、得点力を期待されているにも関わらず
この試合、18min弱の出場で放ったシュートは5本。
得意の3Pは、4本中0本で得点は2ptsに終わった。
ディフェンスでも、マークマンの岡田選手を
見失った所で3Pを決められる場面もあった。
まさに精彩を欠き、消極的と言わざるを得ない。

プレシーズン、岸本選手はEARLY CUP/Terrific12と
良い感触を掴んで、シーズン開幕を迎えたはずだったが
Bリーグのシーズンが開幕すると、本来の持ち味である
得点力を発揮できず、もがいている印象だ。
その一方で、チームは開幕から4連勝しており
積極的にシュートを放つことに躊躇してしまうのは
致し方ないことなのかもしれない。

しかしながら、そうではない。
レギュラーシーズンを勝ち抜かなければ
その先のチャンピオンシップに進出出来ないが
各選手の長所や短所を選手同士が把握して
チームケミストリーを磨く事も
レギュラーシーズンで行う大切な作業だ。
琉球キングスが、昨季よりも成績を上げるには
岸本選手の力は、絶対に必要である。
チームのオフェンスシステムや
決まり事もあるのかもしれないが
積極的にシュートを狙う姿勢を見せて
チームに貢献する姿をファンも望んでいる。

また、出場機会を与えられていないが
今後の鍵を握るのが寒竹選手だ。
秋田とのGame1で、寒竹選手は数分の出場で
2度のターンオーバーを犯すという
致命的なプレイをしてしまった。
これは、佐々HCとしてはトラウマだろう。
そんな危なっかしい選手を
勝敗を左右する状況でコートに立たすことは
かなり勇気のいる行為だ。

しかしながら、日本人選手のサイズで劣る
琉球キングスにおいて、寒竹選手のように
サイズがありながらアウトサイドを打てる選手は
オフェンスでは3〜4番起用が可能。
ディフェンスでも頼りにすることが出来るため
寒竹選手を起用できる状況になれば
琉球キングスのオプションは確実に増える。
練習から、佐々HCの信頼を取り戻して
またコート上で躍動する姿を見せて欲しい。

敗戦したため、辛口なコメントが先行してしまうが
このような質の悪いバスケットをしたにも関わらず
それでも、決して弱くない京都と
アウェイで接戦を出来たことは唯一の好材料だ。

ターンオーバーを少しでも抑えて
岸本選手の積極的なプレイがあれば
恐らく勝利を納めることが出来た。
本来のポテンシャルには大きな差がある。
少なくとも、僕はそう感じることが出来た。

琉球キングスファンの皆様は、もう忘れただろうか。
昨季の序盤、琉球キングスは島根に連敗した事を。
昨季、島根に連敗したのは琉球キングスのみだ。
そして、その連敗から徐々に調子を上げていった。
琉球キングスの本番は、チャンピオンシップである。
その時に、今とは比べようのない
質の高いバスケットをしている事を期待したい。

10/17 B1 京都 vs 琉球 (18-19 第3節) ハイライト

次戦は10/20(土)14:05〜 @三遠戦 Game1
・生放送 バスケットLIVE
・生放送 DAZN
・生放送 スカパー

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