琉球ゴールデンキングス、第6節 10/26(金)の川崎戦をバスケットLIVEで見たった。

前節の大阪戦で快勝後のHCインタビューで
佐々HCが序盤で最初の山場と表現した川崎戦。
結果から言うと、良くも悪くも両チームの
現状が露骨に現れた試合だったと言わざるを得ないだろう。
琉球キングスは、1Qで攻守両面で驚くほど
ゲームプラン通りの戦いを見せたかと思えば
2Qでは、オフェンスが停滞。
対する川崎は、オフェンス面でぎこちなさを露呈。
個の力とサイズに頼るオンザコート3を
ほとんどの時間で採用せざるを得なかったが
1Qで大量リードを確保して
勝負所で古川選手と橋本選手がシュートを沈め
琉球キングスが勝利して連勝を4に伸ばした。


@沖縄市体育館 3,311人
レフェリー:久保 裕紀/安西 郷史/冨島 健司

【先発】
琉球:#3, #11, #33, #40, #51
川崎:#7, #14, #21, #31, #33

【1Q 29-6】
最近の琉球キングスの出だしは並里選手を起点として
P&Rを仕掛け、相手ディフェンスの様子を伺って
ミドルジャンパー、アシスト、ドライブから選択。
この試合は、ミドルジャンパーを選択して先制点。
さらにチグハグなオフェンスでターンオーバーを重ねる
そのターンオーバーから連続得点を奪う。
川崎も得点を返すものの、琉球キングスの勢いは止まらない。

古川選手の3Pとミドルジャンパーを決めて10点差とすると
残り5:44、川崎はたまらずタイムアウト。
しかし、その後も琉球キングスの勢いは止まらない。
リバウンドも果敢に奪ってセカンドチャンスからの得点。
さらに1Qのみで、4本の3Pを沈めて勢いが止まらない。
ディフェンスでは、アウトサイドもケアしながら
インサイドでも、決して楽なシュートは許さず
1Qだけで、大量の23点リードを確保した。

【2Q 5-19 (34-25)】
怒涛の1Qで、大量リードを確保した琉球キングスは
2Qも開始から最初のオフェンスで田代選手が得点。
1Qに続いて、川崎を圧倒するかと思われたが
2Qに琉球キングスが成功したFGは、このシュートのみ。
徐々に琉球キングスは、インサイドからのシュートが減り
アウトサイドでパスを回して、3Pを放つ時間帯を過ごすが
これがことごとくリングに弾かれる。

対する川崎は、相変わらずシュート成功率は低いものの
琉球キングスがオフェンスに苦しんでいるのを
好機と見るとオンザコートスリーを仕掛ける。
そうすると琉球キングスはターンオーバーも8つ献上。
川崎はインサイド主体のオフェンスで得点。
結局、23点リードを9点まで減らされて前半終了。

【3Q 17-14 (51-39)】
川崎は後半もオンザコート3から仕掛けて反撃を試みる。
対する琉球キングスは、古川選手の3Pやアイラ選手の得点で
2Qのようなオフェンスの停滞は発生しなかったが
それでも、川崎の強力なインサイドは防ぐことができず
徐々に点差を詰められてる展開となる。
残り4:38、川崎の藤井選手のスティールから
速攻で得点を許すと41-38と3点差まで詰められた。
ここで、琉球キングスはタイムアウトを取る。
タイムアウト後のオフェンスで、エアーズ選手が3P成功!
さらにエアーズ選手の連続得点で再びリードを広げると
終盤には、須田選手がこの試合2本目の3Pを決め
3Qラストのプレイでは、自身にディフェンスを引きつけ
アイラ選手のダンクをお膳立てするアシストを記録。
エアーズ選手と須田選手の活躍で2桁リードに広げて3Q終了。

【4Q 17-21 (68-60)】
4Qに入っても、川崎はオンザコート3を採用する時間が多い。
しかしながら、琉球キングスは集中したディフェンスで
川崎に簡単なシュートは打たせず、耐える。
互いに得点を取り合う展開の中
残り3:36、橋本選手が遠い距離からの3Pを決め
64-48とリードを16点に広げると会場は最高潮に。
その後も、川崎は試合終了まで集中して
点差を縮めたが、8点差で試合終了。
琉球キングスが勝利して4連勝!

【全体 68-60】
今季、レギュレーション変更に伴って
外国籍選手2名 + 帰化選手1名の
オンザコート3を利用することが可能となり
琉球キングスは、名古屋DとのGame1最終局面で
一度だけ採用したが、対戦相手が採用することは無かった。

それを今回、川崎が採用してきたが
大量リードを確保した状態だったため
佐々HCとしても、様々な状況を想定して
オンザコート2で選手を入れ替えて対応したり
オンザコート3で正面から対応したりと
試験的な采配を取っていたように感じたし
それなりの成果を得られることが出来た事も
今後のシーズンを戦い抜く糧となりそうだ。

しかしながら、川崎のスランプは酷かった。
今オフ、川崎はマクリーン選手にエドワーズ選手と
強力な外国籍選手を獲得した事は間違いないが
問題となっているのは、恐らく契約合意の時期だ。
レギュレーション変更に伴い外国籍選手の
存在感が大きくなることを想定して
慎重にスカウティングをしていたと
他サイトで北HCがコメントしていたが
その分、チームへの合流が遅れてしまった。
日本代表活動を優先し、手術時期をずらした
ファジーカス選手もチーム合流が遅れ
コンディションも良いとは言い難かった。

本来であれば、インサイドで決まるはずの
ファジーカス選手のシュートが外れ
そこから相手ディフェンスを収縮させ
アウトサイドに散らして狙いを絞らせない
そんな川崎のオフェンスは影を潜めた。
結果として、オンザコート3を採用して
ハイ&ローというオールドスタイルな
インサイド主体のオフェンスに頼った。

そして、ディフェンスにも優れるはずの川崎は
オンザコート3を採用したことで
相手ガード陣へのプレッシャーもかけられず
藤井選手が豊富な運動量を生かした
スティールを見せる場面もあったが
ディフェンスでもリズムを作れなかった。

佐々HCが、序盤で最初の山場と設定した川崎戦。
オンザコート3への対策を検証する機会としては
良い対戦となったかもしれないが
ギリギリの戦いで選手の成長を促すという
そういった機会に出来なかったのは残念だった。
連勝が続く琉球キングスだが
勝利HCインタビューでスッキリしない表情が続く
佐々HCの胸中は、そんな思いがあるのかもしれない。
とはいえ、Game2があるので油断は禁物だ。

Game1 10/26 B1 琉球 vs 川崎 (18-19 第6節) ハイライト

次戦は川崎とホームで対戦!
Game2 10/27(土)15:25〜 川崎戦@沖縄市民体育館
・生放送 琉球放送 15:25-17:25
 実況:片野達朗、解説:日越延利、ゲスト:長濱之人(キャン×キャン)
・生放送 バスケットLIVE
・生放送 DAZN
・生放送 スカパー

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